R65、シニア世代の賃貸住宅の話…

R65という言葉を知っていますか?
ネットで検索すると「R65不動産」という会社のサイトに行きつきますが、65歳以上の方に向けた部屋探しと考えても良いと思います。
高齢者の部屋探しは難しいとテレビなどでもよく報じられますが
インターネットで物件検索すれば意外と多く出てきます。
実際に報じられているよりも簡単に借りられると思うのですが、実は色々と条件ごとに探していくと難しくなってきます。
例えば…
手すりのある部屋
こちらは2DKや3DKのように比較的広い部屋なら大丈夫ですが1Kなどでは通路に手すりがあれば通りにくくなる場合や
浴室自体に手すりは付けにくいなど制約が出てきます。
バリアフリーの建物
足が悪いので1階の部屋を選択した場合でも部屋に入るまでに階段が数段ある建物も多く住みづらい場合もあります。
また、洗濯物を干すにしても高い場所にあり手が届かないなど不便さを感じることも多くあります。
賃貸物件は建築過程で「シニア向け」として建てられたものでない限りシニアに対しての配慮はほとんどされていません。
多くの場合入居率が低下したことでシニアの入居可という風に変更されたものがほとんどです。
その為、多少の不便は仕方ないというのが現実です。
弊社では今まで街中に近い、大学が近い、駅が近いという事でシニア層の方はさほど多く入居されていないのですが、
いくつかの物件をシニアの方にも入居していただけるように新たな取り組みを進めております。
室内において使用上不便と思われるヵ所の変更(できない部分もございます)
・トイレ内に手すり、玄関部分に手すり 等
 ・洗濯物干しの位置変更 等
最近よく話題になりますが「みまもりサービス」の導入
こちらは費用が多くかかる、設備の設置が必要など今まで導入にはハードルが高いとされていたものですが
費用的にもリーズナブルで入居者の方にも「費用負担が少ない」「監視されている感が少ない」というものの導入を検討しております。
※ 2024年初頭より導入予定
多くの場合家主様がシニア世代の入居に否定的な部分でやはり気になるのは「孤独死」という問題ですが
孤独というよりは一人の暮らしにおいての「人の死の告知に関するガイドライン」を国土交通省が策定したことから
「不動産取引における心理的瑕疵」についても明確になりました。
それにより事前に対策も立てやすくなりシニアの方にも入居していただきやすくなりました。
しかし、問題がまったく無くなくったわけではありません。
ファミリーやカップルを対象とする建物では問題にはなりにくいのですが、
単身者用の物件では10代、20代の方とシニア世代の方では生活のサイクルが違うとよく言われます。
深夜まで出かけて帰ってくることもあるので夜中にうるさい
あるいは、音楽やゲーム音がうるさいなど騒音に関するトラブルは出てくると思います。
そのすべてとはいかなくても少しずつ譲歩できる部分や改善できる部分を探しながら進めたいと考えております。
弊社が扱う物件の多くがJR西川原・就実駅周辺から通称けやき通りといわれる地域の建物が多い点から
交通の便が良好で買物や病院、医院ども比較的多い地域にありますのでシニアの世代の方の部屋探しにも適しているのではないかと考えております。

今日からすぐにとはいかないと思いますが、2024年初頭より改めてご案内できるように進めてまいります。
また、空部屋があり中々決まらないとお考えの家主様からのご相談もお受けし物件に合ったご提案などもさせていただきます。
これは古い建物とは限りません。 昨年になりますが築浅物件でも2件のご相談をお受けし改善案などもご相談させていただきました。

 

土地活用や賃貸物件を建てたい・古い建物をどうにかしたいなどご相談も随時受け付中です。
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空き部屋がきれいになったら早速写真と動画を撮って掲載!! より見やすくご紹介していきます。
是非ご覧ください。(随時更新しております。)
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