候補物件を絞ったたら選別しよう

物件の選別では家賃が毎月払えるかどうか、入居条件はどうか、設備が古くないかなどをチェックしましょう

候補物件の最終チェックポイント!

  • 予算・間取・設備・周辺環境からチェック!
  • 不動産会社の意見は参考に・・・大切なことは自分(家族)で決める
  • 入居条件を再確認する
  • 見積もりでわかる事…本当に必要な費用と不要な出費ではないか?

 

住みたい場所や便利な場所が決まって不動産屋さんで内見できる部屋は見てきた。
後はいくつかの候補の中から選んでいく作業です。
誰でも少しでも設備が良くて新しくて…そんな部屋がいいのは当たり前ですが自分の条件よりあまり背伸びをした物件にすると「家賃が高くて払えなくなった」なんて話も聞きますから、毎月支払う家賃に無理の無いもの選ばなければいけません。

01

予算・間取・設備・周辺環境からチェック!

一番大切なのは先ほども書きましたが予算です。
これは毎月支払うものですし、遅れれば督促がありますし、延滞金がかかる場合もあります。
家賃はクレジットと違って、少しくらい遅れても大丈夫と思っていても、最近では多くの場合クレジット会社や家賃保障会社が間に入ることが多く、頻繁に滞納する方はに部屋を借りるときに審査で引っかかったりクレジットが通らないなんてことも増えてきていますから、家賃はちゃんと払える範囲の物件を選びましょう。
その次が設備や間取りになってきます。
間取りは1Kに2人や3人というのは現実的ではありませんが、2DKや2LDKに1人でという方も最近では増えていますし不動産会社も以前よりはファミリータイプの物件に単身者でも入居可を増やしているので選択肢も多くなってきます。
設備に関しては「どうしても譲れないもの」と「付いていれば便利」というものを分けて考えましょう。
さらにエアコンや照明器具等が古くて迷っている場合は一度決める前に不動産会社と交渉してみるのも良いと思います。決めた後で「エアコンが古いので変えてほしい」とか「照明器具を取り替えてほしい」という要望は通らないこともありますし、決めた後での設置物取替えの依頼というのは、管理会社や家主から見てあまり感じの良いものではありませんから。
建物の内外だけでなく周辺環境も大切です。 建物の周りなどは実際に現地に行かずに決めた場合を除いて一度は足を運んでいると思います。
入居者にとって職場や学校が近い、あるいは買い物に便利など事前にチェックされていると思いますが、夜の人通りや自転車置き場、駐車場・ごみ収集場所などの確認も忘れないようにしましょう。

02

不動産会社の意見は参考に大切なことは自分(家族)で決める。

繁忙月などには特に多いのですが、「今すぐ決めないとなくなりますよ!!」などという不動産会社の営業にせかされるケース!
よくあると思います。
確かに自分にとっての理想の物件は他の人にも理想の物件かもしれません。
弊社でも同じ建物内で3部屋空予定が出て、お客様が「ちょっと考えてきます」と昼食に出たり、他の店を廻っている間に3部屋とも決まるなんて事は時々あります。しかし、自分の考えがまとまっていないうちにせかされて決めても後悔が残ることもあります。 
建物は気に入ったけれど駐車場が遠かったり日当たりが悪かったり・・・悩む部分はしっかりと悩んでいいと思います。学生さんや初めての1人暮らしで賃貸物件を借りるのなら親と相談する。
カップルやご夫婦ならお互いに相談して決めるのが一番間違いがありません。
確かに気に入っている賃貸物件が他の方に決められてしまうリスクはありますが、迷ったら自分で決める(家族と相談して決める)のが一番良いと思います。
ターミナル系と呼ばれるフランチャイズの不動産会社の営業は歩合制の場合が多いので、お客様が部屋を決めてくれないと売り上げになりません。
その為に「こんないい物件めったに出ませんよ」とか「すぐに決めないと無くなりますよ」といったセールストークも出ることがありますが、そこは冷静になって考えて見ましょう。

03

入居条件を確認しよう。

ほぼ物件を絞ったら入居条件の再確認も大切です。
自分はペットを飼うつもりが無くてもペット可の物件の場合、
夜中にペットの鳴き声がうるさかったり、最近では建物すべてが「禁煙物件」などもあります。

1K~1LDKの場合は複数での居住を禁止している建物や、
女性専用などは男性の出入りは良くても宿泊を禁止しているものもありますから
事前確認しておかないと、
せっかく選んだ物件でトラブルなんてことも起こりかねません。

 

 

04

見積でわかる事…本当に必要な費用・不要な出費

部屋を決める最後に見積り(計算書)を書いてもらいましょう。この見積書は意外と不動産会社によって違うことも多いのでまずは書いてもらった後に一度持ち帰って検討するか不明なところは必ず聞きましょう。

たとえば一般的には「敷金・礼金0円」とか「仲介手数料無し」と書かれていない限り敷金・礼金・仲介手数料が発生します。
それに入居月の家賃(前家賃)や共益費、火災保険料、家賃保障保険というのも最近は多くなってきています。

その他に、抗菌消毒や24時間安心サポートなど「これなんだろう?」と思うものも多くなっています
抗菌消毒は部屋がもともとクリーニングされたものの場合は、さほど必要はないと弊社では考えていますし、24時間安心サポートの内容も普段きちんと生活している又は 建物管理会社がしっかりしていれば必要ないものもほとんどです。
そのあたりはきちんと確かめて不要な出費は極力抑えましょう。