情報の提供力を磨いてます

情報の提供力を磨かなければお客様に良い物件を提供出来ない

弊社がホームページを始めて作ったのは2000年4月の事なので今から18年も前の事です。
その当時岡山ではホームページを作っている会社なんて大手以外はほとんどなく
アットホームやホームズと言ったポータルサイトもまだ出来たばかりでさほどの認知力も薄かったころです。
もちろんインターネットを使えば今ほどではないにしろ見たい情報や欲しい情報は手に入りだしたころなので私達不動産会社もいつかはネット中心の時代が来ると思い始めてきた頃です。
その当時のお客様は不動産情報誌から探す又は,直接不動産会社に出かけて賃貸物件や不動産を探すという事が主流でインターネットから物件情報を探し出すという事は皆無でした。
では18年後の今はどうでしょう…
賃貸物件も土地や建物の不動産物件も最終的には不動産会社に出向いて決めるという事は変わりませんがそれまでの過程はほとんどインターネットで調べるというのが主流です。
インターネットでは単に借りたい賃貸物件や買いたい土地を探すというだけではなく,不動産の専門的な知識や不動産会社の評判、そして周辺環境なども簡単に検索する事が出来ます。
例えば,弊社のある岡山市中区の就実大学周辺で学生マンションを探す場合「就実大学+学生マンション」と検索すれば多くの情報が得られますし、土地探しなら「西川原+土地」と検索すれば土地情報やその地域に詳しい不動産会社の情報も出てきます。
探したい情報の7割~8割はインターネットから探せる時代になったという事です。
今までは不動産の専門家=情報をたくさん持っているという事でしたが、ネットが普及した今お客様の方が土地情報や賃貸情報に詳しいなんて事もあります。
ちょっと調べれば物件の写真・周辺環境・地図や動画など様々な情報はネット経由でいくらでも無償提供されているのです。
お客様から「〇〇にこんな土地が出ているけれど建築条件はあるのですか?」などと聞かれることもありますが、その土地が建築条件などがあったり、弊社と取引が無い不動産会社の管理物件の場合は情報が入ってこないという事もあります。
お客様はAという不動産会社から土地を買おうとかB不動産店から部屋を借りようと探しているわけではなく「宇野学区で土地を探したい」とか「西川原駅周辺で1Kの賃貸を探したい」という探し方をします。
その為幅広い情報の探し方をするので時には不動産会社より新鮮な情報を持っている場合もあります。
では不動産会社は物件探しをしているお客様にどのような提案をさせて頂けばよいのでしょうか?

一番は情報の提供力を磨く事です。
現在では机の前に座ってパソコンで情報を探すだけでなくタブレットやスマートフォンの普及で
歩いていても街中のCaféにいても簡単に情報を探すことが出来るようになりました。
そのようなお客様を相手する不動産会社は単に物件や地域についての情報を一通り知っているだけではなく,より詳しい情報を多く持ちその中でお客様に色々と提案でき事が大切になってきています。
例えば土地を買う人には土地情報と簡単な周辺環境だけでなく他にもっと知りたいことがあるはずですし、賃貸で部屋を借りる人も駅からの距離ばかり気にしているとは限りません。
一般的な物件紹介だと「南道路で学校が近い」とか「駅から徒歩5分で便利な賃貸物件」等のように簡単に書かれる情報
これは、どこで調べても南道路で学校が近いというのは同じですし駅から5分の賃貸物件はどの会社で調べても3分になったりはしませんから一緒です。
全て簡単にネットで調べられる情報です。
このような情報のみ提供しているのでは不動産会社は何処に行って同じといわれても仕方ありません。
「近隣には新しい家も少しずつ増えてきて若い世代の方が多いので小学生あるいは幼年の小さなお子様が非常に多く友達造りにも安心です」
「この賃貸物件は夜遅くなっての帰宅でも駅からの道に住宅が切れ目なく建っていて外灯も整備されていて比較的明るいので女性におススメです」のように実際に住む人にとって聞きたい情報を出来るだけ多く提供する事が生きた情報の提供力だと考えます。

※ この文章は2014年に記載したものを一部変更して再掲載しております。

株式会社タキタ産業

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