空室・入居率・リフォームなど…

昨年の9月はじめと11月に空室が埋まらないというご相談を2件いただきました。
一つは縦長の2K(30年くらい前によくあった形です)、もうひとつは築40年近い3DKのマンションです。
どちらの大家さんも現在の管理会社から「家賃を下げたら入りますよ」と言われたそうですが、以前にも同じことを言われて下げたけれど決まらなかったのにまた下げるのか?という思いでご相談頂きました。
縦長の部屋もキッチンが狭くて料理を作るだけの3DKも使い勝手は悪い物件です。 一番の方法は使い勝手を良くしてあげることですが、そのために大掛かりなリノベーションをおこなえば200万円、300万円とお金がかかり現在の建物や近隣の家賃相場から考えると最終収支が合わなくなる可能性も考えなくてはいけません。
幸いに…2Kタイプの建物は外観の塗装が済んで見た目はきれいなので内部だけ考えればいいという事になりました。
内容はお決まりのパターンに近いのですが、2部屋とも洋室にしてしまう。但し間に仕切りがあるのでその部分を残して少し高くても襖や木製の引き戸を半透明なポリカーボネートのものに取り換えれば全体的に明るさを保つことが出来るのでそんな提案もしてみました。
後は、使いやすさと前の入居者の生活感が出ないようにきれいに仕上げること。どうしても浴室のカビや鏡のくすみなど他人の生活していた名残が残ってしまうような場所は一番目につきます。
それが表に出ない事で仕上げていくと入居率が上がる!!  とお伝えして施工もこちらで致しました。 入居も決まりまずはホッ
3DKタイプのものはもう少しやっかいで以前は給湯機ではなくバランス釜だったので取り外してても浴槽が小さかったりガスの配管が剥き出しだったりでこの部分がデメリットなのですが、浴室というのは以外と修理やリフォームにお金がかかります。まずはこの部分の提案と狭いキッチンで食事が出来ないというところを解消する提案…こちらは結構お金がかかることになっていますが、現在大家さんの思案中といったところです。
古い建物に入居していただくには最初に外観の印象と玄関を開けた時の印象です。 そして使いやすさとか収納しやすさ…そのあとは人によってお洒落であったり機能性であったりに分かれてきます。そこの見分け方になってくると思います。
中にはいい加減な工事や経年劣化で排水の匂いが結構している建物もあります。 そこを何とかするだけで入居率アップという物件もありますから入居率を上げるためには必ずお金がたくさんかかるとは限りません。

困っている大家さん一度ご相談ください。

株式会社タキタ産業

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