家主様からの相談が増えてきました。

昨年も、9月後半ごろから少しずつ増えだして12月末までに4棟の新しい管理物件が増えたのですが
管理変更でなくても家主さんの相談受付をお受けしている弊社に新春早々に1Kの賃貸を持たれている方から
ご相談をいただきました。
以前からその建物のことは知っていて中々埋まらないな~と思っていた物件についてのご相談でした。
今の管理会社さんとの話を聞くと「築30年以上ですから…」「家賃下げましょう…」そんな話は出るので家賃を
下げても敷金や礼金を0円にしても決まらないという相談…
でも築30年だと1990年代前半の建物…しかも前面の日当たりも良く場所的にはさほど入居募集に苦労する場所ではない。
しいて言えば競合物件が多いということぐらいでしょうか…
家賃はどうだろう…決して高くない
その1 家賃はとても大事ですが家賃だけで部屋を決める方は少ない
その2 必要な設備が設置されていない
その3 掃除がしていない (入居が決まったら掃除をする)
その4 内覧時に暗くてイメージが悪い…
などなどあげれば10個以上の修正点
ではなぜこうなったのか…
大きな原因は管理会社が物件の特徴と入居募集のリサーチを十分できていないことが大きいのでしょう
ただ建物オーナー側にも昔から任せていたからとか以前はすぐに入居が決まっていたのでそのうちには決まるだろうという
関心の薄さもあったと思います。
今回のオーナーも大きなところに任せているので大丈夫だろうという安易な考えでずるずると決まらないまま
2年近く経過したとの話…
お客様も不動産会社も決まりやすい物件から決めていくものですし
例えばたくさんの物件を抱える不動産管理会社ならAもBもCの物件も同じような空室対策の提案になることも多く
それによってお互いがまた競合になることも出てきます。
もちろん同じようなタイプの部屋で家賃設定も近ければよく似た募集の仕方や部屋のしつらえになる可能性は高いのですが
同じにようになるのであれば家賃を下げて待つよりはお客様に選んでいただけるような部屋にして待つことが大事…
これは単身者用だけではなくファミリー用やカップル用の建物でも同じことがいえると思います。
入居予定者が何を考えて部屋を決めているかそれをほんの少し先回りして考えてみればよい方向に転換するものです。

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株式会社タキタ産業

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